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"幾多の皮はただ一つの言葉だけを叫んでいた。「管理人!」と。"
- Nothing There


Nothing There(O-06-20、「何もない」)はアブノーマリティであり、いかなる種の人間とも似ていませんが、その代わり様々な人間のパーツによって形作られた怪物です。

巨大な長方形の頭には二つの口があり、大きい方の口からはピンクの舌が垂れ下がっています。顔には4つの青・水色の目があり、水色で鋭い爪のある腕が頭頂部にあります。

そして骨で出来た2本の前脚、赤い腸が足のような形をしている後脚1本の計3本の足で立っています。胴体は透明な物質で出来ており、赤・青・緑色の腸が透けて見えるほか、液体が下へと滴っており、残りの部分は骨と筋肉で形作られています。


特殊能力 編集

クリフォトカウンターが0になると、特殊能力が発動します。

以下の条件の内いずれかが満たされるとカウントが減少し、即座に収容室から脱走します。

  • 作業結果が悪い
  • 作業中の職員がパニックに陥る
  • 正義ランクが3以下の職員で作業を行う


職員が作業中に死亡した場合、「何もない」はその皮を着用し、職員の姿を模倣します。
それは収容違反を起こすか、別の職員が収容室に入室するまでその姿を維持します。
入室した別の職員がパニックになった瞬間、臓器が画面を覆い、『処分モード』に移行します。

処分モードでは、職員の姿をした「何もない」が廊下やメインルームを含むランダムな場所に現れます。
プレイヤーは一発の銃弾を受け取り、10秒の制限時間で「何もない」を見つけ、射殺する必要があります。
処分に成功した場合、「何もない」は収容室に戻ります。
失敗した場合や制限時間が無くなった場合、「何もない」は通常の姿に戻り、収容違反を続行します。

収容違反を起こした「何もない」は非常に危険で、強力なREDダメージを職員に与えます。
一定時間が過ぎるとそれはHPを全て回復し、移動も攻撃もしない「卵」のような姿に変形します。
卵を破壊する前に一定時間が過ぎると、「何もない」は全身の赤い巨人のような怪物に変身します。
それは自らの腕を武器に変形させ、職員または他のアブノーマリティを攻撃します。
HPや移動速度が高いうえに攻撃はどれも非常に強力で、鎮圧することは簡単ではありません。
攻撃のパターンは主に以下の3つです。

  • 棍棒のような腕を振り下ろし、前方にいる複数の対象に強いREDダメージを与える
  • 手の平から衝撃波のようなものを放ち、直線上にいる複数の対象に強いREDダメージを与える
  • 腕を凶悪な刃物に変形させて振り下ろし、前方にいる複数の対象に致命的なREDダメージを与える

由来 編集

「何もない」の起源については現在解明されていません。

詳細 編集

「何もない」は、上から愛着、本能、洞察と抑圧の順に作業を好みます。

愛着作業はその作業レベルにかかわらず、普通の反応を示します。
本能作業は作業レベル4以上の場合のみ普通の反応を示し、それ以下だと悪いまたは最悪の反応を示します。
洞察と抑圧作業はその作業レベルにかかわらず、最悪の反応を示します。

また、作業を行う職員の勇気ランクによって、作業成功率が変わります。
この計算は作業開始時に行われ、職員に作業を命じる際に表示される成功率には反映されません。


他のアブノーマリティと同様に、エネルギー生成量は作業終了時のPE-BOXの数によって決まります。

「何もない」の作業結果は、悪い、普通、良いの3つのセクションに分かれています。
作業終了時のPE-BOXが0~16個だと悪い結果になり、17~26個だと普通、そして27~33個だと良い結果になります。 作業終了後の待機時間は約10秒です。最大作業回数は2回で、クリフォトカウンターの初期値は1です。


開放可能な情報/アップグレード 編集

基本情報 (Cost: 30 PE Boxes)

アブノーマリティの名前、オブジェクトクラス、リスクレベル(ALEPH)、肖像、攻撃タイプ(Red 6 - 9)、
E-Boxesの容量 (33)と彼らの気分の状態、クリフォトカウンター(1)を解放し、表示します。


本能/洞察/愛着/抑圧 作業方法リスト (Cost: 10 PE Boxes)

各作業のレベルごとの成功確率をアンロックします。


管理方法 1/2/3/4/5/6/7 (Cost: 6 PE Boxes)

  • <管理方法 1>
    • 勇気のランクが低い職員たちは「何もない」の作業で成功率が低い傾向を見せ、作業を安定して行うことができなかった。
  • <管理方法 2>
    • 正義ランク4未満の職員が作業を行ったとき、「何もない」のクリフォトカウントが減少した。
  • <管理方法 3>
    • 作業を行っていた職員<name>が、「何もない」の攻撃を受けて死亡した。そして、いつの間にか「何もない」は職員<name>の姿をしていた。作業を行っていた職員がパニックに陥っても同じ事例が発生したのが確認された。
  • <管理方法 4>
    • 作業の結果が悪いと、「何もない」は職員を攻撃し、新たな殻にした。
  • <管理方法 5>
    • 「何もない」が職員の形状をしている時に、勇気がランク3の職員<name>を収容室に入れると即座にパニック症状を起こした。勇気のランクが4未満の職員は、「何もない」の収容室に送らないことを推奨する。
  • <管理方法 6>
    • 職員の形状をした「何もない」を見て職員がパニックを起こすと、パニックになった職員はすべて「何もない」の殻にされた。その度「何もない」のクリフォト カウントも減少した。
  • <管理方法 7>
    • クリフォトカウントが0になると、職員<name>の姿をした「何もない」が収容室から消えた。すみやかにその職員の姿をした「何もない」を見つけ射殺しなければならない。


適切な防衛 (Cost: 30 PE Boxes)

収容違反時の耐性
※形態の変化と共に防御属性が変わるため、エンサイクロペディア内では「不明」とされています。
通常形態の耐性:
Red: 免疫 - White: 抵抗 - Black: 耐性 - Pale: 弱点
卵形態の耐性:
Red: 免疫 - White: 抵抗 - Black: 抵抗 - Pale: 普通
最終形態の耐性:
Red: 免疫 - White: 抵抗 - Black: 抵抗 - Pale: 普通


作業 レベル 1
成功率
レベル 2
成功率
レベル 3
成功率
レベル 4
成功率
レベル 5
成功率
Instinct
"最低" "最低" "低い" "普通" "普通"
Insight
"最低" "最低" "最低" "最低" "最低"
Attachment
"普通" "普通" "普通" "普通" "普通"
Repression
"最低" "最低" "最低" "最低" "最低"

観測レベル 編集

レベル 1 (1 セクション開放): 作業速度 +3

レベル 2 (2 セクション開放): 作業成功率 +3%

レベル 3 (3 セクション開放): 作業速度 +3

レベル 4 (すべての詳細の開放): 作業成功率 +3%

防護服・武器「Mimicry」の開放

ストーリー 編集

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「何もない」の肖像

  • 人間のような形状をしているが、人間ではないのは確かである。
  • 一定の周期で職員を食べて、その皮を着用する。骨格や臓器がその過程で適切な場所に配置されず奇妙な形状をとる。
  • 舌はあるが言葉を話さず、意味のない音だけが出る。
    中に何があるかわからないがその皮は絶え間なく磨耗しているので、交換して維持する必要がある。「殻」の大部分が壊れた時、多くの場合脱走を試みる。通常の感覚はなく、骨が砕けても躊躇せず、小さな隙間から這い出たり肉体の一部を切り取って脱走しようとするようだ。
  • 脱走した時に、自分が殺した職員の皮をかぶってその職員の行動を模倣する。そして、突発的に本性を現す。それは初期の形態よりも人間に近い。二足歩行が可能となり、臓器が適切な位置にあることが確認された。加えて物理的な力も強くなっている。すべての職員はこの形態を恐れている。
  • <何かの警告>
    それが脱走して両足で立っていることが確認された場合、あなたができることは1つだけです。
    姿勢を正しくして、両手を組み、あなたが信じている神に祈ってください。


  • <インタビュー・ログ #4-593からの抜粋>
職員F4055:
私たちの誰かが狂っていると判明した場合、原因の8割はそのアブノーマリティにあります。
この施設のほとんどのアブノーマリティと同様に、誰もその存在理由を知りません。
これの中身が何なのかわかりません。
なぜ人間の皮を着るのかも、どれほど急速に皮が消えていくのかも分からない。
なぜそれが自分の皮の維持ができないのかも分からない。
(中略)
それが職員の一人を食べているときを想像すると、心理的被害を被るほど不快になります。
とにかく、収容室に行って皮の状態を確認するのが仕事です。
考えてもみてください。あなたが数日前に話し、笑った同僚は、折れた首と4本の足で腹ばいになり内蔵がこぼれ出しているのです。
(中略)
それがこいつの行動の全てではありません。
私が入社したとき、誰もその部屋に行きたがらないので、私が代わりに送られました。
それは今よりも酷かった。
誰も見たことがないねじれた人間の姿をしていました。
それは人間のように行動しようとし、鏡の中の自分自身と話をしていました。
それは正しい構造を取り戻そうとしていました。
その行動は「私たち」の行動を模倣しているように感じました。
ひょっとしたら、それは人間のふりをして、我々の周りにいるかもしれません。


  • [警告]この文書を読むには、職員レベル3以上でなければなりません。
この記録は、アブノーマリティ収容エリアの緊急電話からの呼び出しです。緊急時に迅速な対応ができるように危険レベルHE以上のアブノーマリティの部屋に設置されています


職員M3120:応答を、応答願います。ここは「何もない」の収容室です。
緊急対応部(ERD):緊急対応チームです。どんな御用でしょうか?
職員M3120:すぐにスタンガンが必要です!緊急事態です!
ERD:どうぞ、理由を説明してください。
職員M3120:アブノーマリティ…(ノイズ、何かが壊れている)職員を剥ぎ取っている。
ERD:もしもし?
職員M3120:あいつは私の同僚を殺している!
ERD:すぐに対応します。攻撃を受けた職員を特定してください。
職員M3120:ええと... M2658、いや、M26850。名前は████。私はM3120、████です。
ERD:IDが確認されました。現時点であなたの同僚には何が起こっていますか?
職員M3120:急いでくれ。アブノーマリティを制御するには武器が必要(ノイズ - おそらくM2658の叫び声)ああ、これは……
ERD:何が起こっていますか?
職員M3120:アブノーマリティが同僚を攻撃している。私の同僚を切り刻んでいる。何もできない。繰り返します。アブノーマリティを制御するための武器が必要です。
ERD:緊急対応チームが派遣されました。彼らはまもなく到着します。
(中略)
ERD:████、どうしました?まだあなたの同僚を攻撃していますか?
職員M3120:……いえ。今、終わった。
ERD:あなたの同僚への攻撃を止めましたか?
職員M3120:いえ、私の同僚は……彼は死んでいます。繰り返します、彼は死にました。
ERD:どうしてそれがわかりますか?
職員M3120:彼は死んで……見えるので……彼は……
ERD:彼は裂かれたのですか?どの部分を負傷していますか?
職員M3120:全部です。


  • <インタビューログ>
私たち職員がアブノーマリティを観察するように「何もない」も私たちを観察しています。
職員の殻を被った後、自分を死んだ職員と思っているのです。
次に、職員の普段の行動、話す習慣、好き嫌い、見たもの全てを模倣します。
模倣のためにそれがどれほど慎重に、またどれほど長い間、職員を観察したのかは分かりません。
私が言いたいのは、それが「知性のない恐ろしい怪物」として扱えないということです。
今でも、私たちが知っている誰かの殻を被り歩いているかもしれません。
そして、このアブノーマリティはますます人間の姿に近づいています。
人に変形する速度も高速化しています。私は身の毛もよだつような衝撃を受けています。
私たち人間と区別できない時が来たら、それが会社の破滅の日になります。
我々はこのアブノーマリティを警戒し続ける必要があります。


  • 以下は「何もない」の殻になった職員の異常な行動の記録です。
F2930:管理人、管理人!
M2023:ねえ、あなたは朝から管理人を呼んでいるけど。何かあったの?そこで笑ったりして。
F2930:……
M2023:とにかく、今日の夕食はパスタがいいな。厚いベーコンも乗せて。
F2930:……
M2023:あら、警報が来たけど。
「「何もない」の作業をした最後の職員は直ちにカウンセラーオフィスに来るように。」
F2930:……
M2023:あれ、あなたじゃない?
F2930:……
M2023:ねえ、何か言ってよ。
F2930:管理人!管理人![データ削除]!!!


職員Bは、その言葉を聞いた直後に処置を取った。
しかし「何もない」は職員Aを引き裂いて、最初の形態を表した。
記録は音声のみで、正確に何が起こったのかは分からない。
「何もない」が入った皮は、殺した職員に偽装しようとする。
それは最後に見た職員の行動や言葉を模倣している。
そして多くの皮はただ一つの言葉だけを叫んでいた。
「管理人!」と。

フレーバーテキスト 編集

  • "「何もない」は通常のアブノーマリティとは異なる。最大の違いは、実体というものがないことだ。"
  • "「何もない」の肋骨のように見える骨が鳴り響く。"
  • "「殻」と「皮」の違いを知っていますか?"
  • "「何もない」には「ストレス」という概念が存在しない。それはただ「存在する」。"
  • "「何もない」の口のように見える器官からは、人の身体の一部であった臓器が流れる。"
  • "このアブノーマリティは<name>に対して何らかの脅威的な行動を起こしてはいないが、<name>の全身は震えている。"
  • "職員<name>は、アブノーマリティはすぐに自分を攻撃してこないという事実を知っているが、この収容室にいるという事実に極度の恐怖を感じている。"
  • "作業をしていた職員<name>は、「何もない」からふと見慣れた印象を発見した。"
  • "<name>は「何もない」から何かを見つける。"
  • "ついに、<name>は「何もない」の『殻』の真実を理解した。"
  • "哀れな<name>は、「何もない」が何を着ているかを最後に見た。"
  • "職員<name>は、アブノーマリティから出てきた正体不明の分泌物を踏まないように慎重に歩く。"
  • "『彼女』は<name>よりも長く雇用され、約4年前に入社した。<name>は他の職員が彼女について語ったことを繰り返した。"

余談 編集

  • "Nothing There" may be a small nod to Nyarlathotep or The Crawling Chaos from H. P. Lovecraft for its ability and how destructive it is.
  • Nothing There has the highest amount of management notes among all the other Abnormalities.
  • Nothing There has the first Red Damage Immune armor in-game and also one of the most useful ones.
  • Part of the work log's texts seem to be glitched. The Flavour Text was directly transcribed from the game work log. If this is intentional or not, is still unknown.
  • When Nothing There takes the appearance of an employee, staying in its containment room, it will wear the clothes of a clerk instead of an agent.
  • Nothing there also could be based off of the creature in the movie THE THING. Both seem to have the ability to take control of and assimilate humans.
  • Nothing There is currently the only abnormality in the Abstraction/Amalgamation Abnormality group.

ギャラリー 編集


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"Nothing There" は最新版のゲーム(v0.1)の情報を取り扱っています。

ここの情報は新しいバージョンのゲームからのものです。最新のゲームプレイの変更を含みます。

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