どこか遠くで、カモメの声が聞こえる。Somewhere in the distance, you can hear seagulls.- Opened Can of WellCheers
Opened Can of WellCheers(F-05-52、蓋の空いたウェルチアース)は、音楽を鳴らす派手なグレーのプラスチック製[1]自動販売機と、オレンジ色のエビのような見張り人から成るアブノーマリティです。
彼らは灰色のオーバーオールと黄色のブーツを身に着けています。自動販売機は『ウェルチアース』という名のソーダを常に無料で販売しています。
他のアブノーマリティは、収容室内の壁際の中央位置に立っていることがほとんどですが、このアブノーマリティは少々特殊で、部屋の角に立っています。
特殊能力[]
作業を終えると特殊能力が発動します。
特殊能力が発動すると作業後の職員はソーダを飲みます。
ソーダの効果は作業内容・作業結果で変わります。
- 本能作業を終える:HPが職員の最大HPの40~80%回復
- 洞察作業を終える:MPが職員の最大MPの40~80%回復
- 愛着か抑圧作業を終える:HPとMPが職員の最大HPとMPの30~60%回復
- 作業結果が悪い:条件1~3に関わらず職員が死ぬ(要検証)
条件4が満たされた場合、職員は眠りに落ちます。
その後、漁船を乗せたソーダの大波が収容室を満たします。
エンサイクロペディアの項目によると、エージェントは漁船に運ばれていきます。
由来[]
彼らの由来はほとんど明らかになっていません。
しかし、彼らの製品である「ウェルチアース」は以前から会社の周りに存在したようです。
なぜ、エビは宝物をこれっぽっちも分けてくれないのでしょうか?
それは... それはエビがへそも背中もひん曲がっているからです。Why wouldn't the shrimp share this treasure? Because.. Because he was a little shellfish.
最終観測 | |
---|---|
自動販売機があなたの前に立っています。 二匹の美味しそうなエビが両側に立っています。 ソーダを買いますか? | |
はい | いいえ |
あなたはソーダを飲んだ。 まぶたが重くなってくる。 あなたは眠りに落ちた。 … どこか遠くで、カモメの声が聞こえる。 |
あなたはソーダを買わなかった。 しかし、右のエビがあなたのためにソーダを買った。 あなたはソーダを飲んだ。 まぶたが重くなってくる。 あなたは眠りに落ちた。 … どこか遠くで、カモメの声が聞こえる。 |
OBSERVATION SUCCESS |
詳細[]
蓋の空いたウェルチアースは、本能と洞察、愛着と抑圧の順に作業を好みます。
- 本能と洞察には作業レベルに関わらず高い反応を示します。
- 愛着と抑圧には作業レベルに関わらず普通の反応を示します。
他のアブノーマリティと同様に、エネルギー生成量は作業終了時のPE-BOXの数によって決まります。
蓋の空いたウェルチアースの作業結果は、悪い、普通、良いの3つのセクションに分かれています。
作業終了時のPE-BOXが0~4個だと悪い、5~7個だと普通、8~10個だと良い結果になります。
作業終了後の待機時間は約10秒で、クリフォトカウンターはありません。
開放可能な情報/アップグレード[]
基本情報 (Cost: 8 PE Boxes)
- アブノーマリティの名前、オブジェクト分類、危険レベル(ZAYIN)、肖像、攻撃タイプ (RED 1 - 2)、
E-Boxeの容量(10)、気分状態、クリフォトカウンターをアンロックします。
本能/洞察/愛着/抑圧 作業方法リスト (Cost: 2 PE Boxes)
- 各作業のレベルごとの成功確率をアンロックします。
管理方法 1/2/3/4/5 (Cost: 2 PE Boxes)
- <管理方法 1>
- 作業完了時にアブノーマリティの中央の自販機から缶ジュースが出てきた。自販機から出るジュースの種類は作業タイプで異なるようだ。
- <管理方法 2>
- <試験結果 W-1>
赤い缶ジュースが出てきた。被験者にそのジュースを飲ませたところ、独特の香りと甘味を感じ、元気が溢れる感じだと表現した。直後、被験者の体力が回復したのを確認した。
- <試験結果 W-1>
- <管理方法 3>
- <試験結果 W-2>
青いアルミ缶に強い炭酸性の無臭の液体が出てきた。被験者にそのジュースを飲ませたところ、このジュースには精神力の回復に効果的なことが判明した。
- <試験結果 W-2>
- <管理方法 4>
- <試験結果 W-3、W-4>
形状/成分/味は市販の紫色の缶のブドウ味の炭酸飲料のものと正確に一致した。このジュースを飲んだ被験者の体力と精神力が同時に回復することを発見した。
- <試験結果 W-3、W-4>
- <管理方法 5>
- ≪注意≫
蓋の空いたウェルチアースの作業結果が悪い場合は、自販機からいかなるジュースが出てこようとも飲まないこと。
- ≪注意≫
脱走情報 (Cost: 8 PE Boxes)
- 脱走可能であるかの情報と属性耐性、クリフォトカウンターの最大値 (X) をアンロックします。
- :脱走しないオブジェクトです
作業 | レベル 1 成功率 |
レベル 2 成功率 |
レベル 3 成功率 |
レベル 4 成功率 |
レベル 5 成功率 |
本能 | 高い
0.7 |
高い
0.7 |
高い
0.6 |
高い
0.6 |
高い
0.6 |
洞察 | 高い
0.7 |
高い
0.7 |
高い
0.6 |
高い
0.6 |
高い
0.6 |
愛着 | 普通
0.5 |
普通
0.5 |
普通
0.4 |
普通
0.4 |
普通
0.4 |
抑圧 | 普通
0.5 |
普通
0.5 |
普通
0.4 |
普通
0.4 |
普通
0.4 |
観測レベル[]
レベル 1 (1 セクション開放): 作業成功率 +5%
- ギフト「Soda」をアンロックします。
これは無精髭のような見た目で、作業終了時に5%の確率で付与されます。
装着効果:HP +2
レベル 2 (2 セクション開放): 作業速度 +5
- 防護服「Soda」をアンロックします。
レベル 3 (3 セクション開放): 作業成功率 +5%
- 武器「Soda」をアンロックします。
レベル 4 (すべての詳細の開放): 作業速度 +5
ストーリー[]
- 【職員記録】
- お前らロボトミー社の同好会に行ったことがあるか?
これを話す前に気を取りなおさないとな…
- お前らロボトミー社の同好会に行ったことがあるか?
- 昔のことだが、俺は卓球グループの集まりに一度顔を出したことがある。
女の子がいなかったから即行で帰っちまったんだけどな(笑)
とにかく、ある日、掲示板に奇妙なグループの書き込みを見つけたんだ。
俺は興味を持ってグループのリーダーに連絡した。
そいつはアイン・ソフセフィラから来たアイン・ソフと自己紹介した。
グループに女の子がいるか尋ねたら、女性職員もたくさんいると返した。
それを聞いて超興味が湧いた俺は次回の同好会参加に即、申し込んだ。
- 昔のことだが、俺は卓球グループの集まりに一度顔を出したことがある。
- そこで俺は、他の参加者と同じく名前のタグを付けていた。
教育チームからは3人、安全チームからは2人来ていたようだった。
だいたい30分後、リーダーはウェルチアースを数十缶トレイに入れて、一人一人に渡し始めた。
缶がすでに開かれていたもんで、何かがおかしな感じはしてた。
だけど俺はソーダを愛飲してたから、缶を貰った次の瞬間には中身を飲み込んでた……
- そこで俺は、他の参加者と同じく名前のタグを付けていた。
- それから、リーダーは移動すると言ってトラックを借りてきた。
「こいつはすごいヤツだ」と思った。
俺と同じ部門から一人、他の部門から二人、職員がトラックにとび乗った。
リーダーは、移動には1時間はかかるから昼寝してろと言った。皆その通りにしたよ。
奇妙なことに、目を閉じた瞬間、俺は気絶するように眠りに落ちた。
俺は不眠症を抱えていたが、なぜかとてもよく眠れた。
それが最大の間違いだった。
- それから、リーダーは移動すると言ってトラックを借りてきた。
- 眠ってからどれくらいの時間が経ったのかわからなかった。
遠くでカモメの鳴く声が聞こえた。
最初は誰かの携帯のアラームだと思った。
しかし次は波の音が聞こえた。アラームにしてはあまりにもリアルだった。
- 眠ってからどれくらいの時間が経ったのかわからなかった。
- 目を開くと俺はクソったれなボートに乗っていた。ボートだぜ!
甲板のエビが飛び跳ねて海に戻ろうとしていた。それは網から逃げ出そうとしていたように見えた。
この事実に俺は震撼した。金槌で打たれたような衝撃だった。
グループリーダーは俺と他の奴らを眠らせて漁船に売りやがった。
これは夢に違いないと思ったが、甲板を飛び交うエビは夢にしてはあまりにも現実的だった。
俺はデッキの上の連中を見た。奴らは乗組員に違いないと思った。
全員がデカくてマッチョだった。
わけはわからんが、奴らは俺が何か不味いことを言うと、俺を絞めてまた気絶させてくるって感じた。
- 目を開くと俺はクソったれなボートに乗っていた。ボートだぜ!
- 船員は、キャプテン、甲板長とコックを含むおよそ10人だった。奴らは俺を見て笑っていた。
キャプテンっぽい奴が俺の方へ歩いてきて、身長と体重を聞いてきた。
俺はいつこの船が港に行くのか尋ねた。奴は1ヵ月後だと話した。
さらに、奴らは既に俺の身内と取引をしていた。俺に逃げ道はなかった。
俺は『身内』が誰か皆目検討もつかなかったし、尋ねる勇気もなかった。
俺は腑抜けた間抜けのようにどこか遠くを見つめる、ただそれだけだった
- 船員は、キャプテン、甲板長とコックを含むおよそ10人だった。奴らは俺を見て笑っていた。
- それから、船員は俺を昼食に呼んだ。
何らかの赤い香辛料のきいたエビとハマグリとその他の食材でシーフードスープを作っていた。
奴らは、俺にそんなところに突っ立って、海にでも飛び込むつもりかと話してきた。
俺は、そんなことするかと言った。
連中は笑って、このスープには睡眠薬は入ってないからこっちに来て食いなと言った。
俺にはそれ以外の選択肢はなかった。意外にも、そのスープは美味しかった。
全員が昼食を済ますとすぐに、奴らはロープの調節方法を教えると言った。
俺はその時点で諦めた。
水平線にポツンと見えたのは、人間じゃ生き残れないような小さな島だけだった。
港に着くまで、1ヵ月間これに耐えなければならなかった。
- それから、船員は俺を昼食に呼んだ。
- 船員達にコーヒーとシーフードスープを作っている間、色んなことを教わった。
ロープの長さ調節のやり方とか、魚の入った網の引上げ方とか、漁網の補修の仕方とか。
俺はシーフード・スープを作るのがどんどん得意になっていった。
俺はそれでレストランを開くことができる。誓ってもいいね。
- 船員達にコーヒーとシーフードスープを作っている間、色んなことを教わった。
- それから、俺達は二、三の台風に遭遇した。
俺達の間に何とも言えない絆が築かれ始めた。仲間意識ってやつさ。
2週後、クジラを眺めるのにも飽きてきた頃、キャプテンから正式な船員として働かないかと誘われた。
今や俺はロボトミーから解雇されたんだと確信していた。
その後の人生について心配しなければならなかった。だから俺はその申し出に興味が湧いた。
- それから、俺達は二、三の台風に遭遇した。
- 俺が今何をしているかって?
さて、俺は安定した職と賃金で贅沢に暮らしている。ボートの上でな。
海の上で勤労した後に飲むワンショットウォッカは天国のような味だ。
俺は現在港にいるが、エビを捕りにすぐ出航しないといけない。
誰も将来に何が起こるかはわからない、だろ?
時々、俺は同好会にいた他の奴らのことを考える。
けれど、その後あいつらに何が起こったか知りたくはない。
俺はただ前向きな心でいく。
だから、あいつらは俺のように上手くやってると思う。
- 俺が今何をしているかって?
- ああ、出航の時間だ。じゃあなお前ら。
フレーバーテキスト[]
- "自動販売機は輝くネオンライトで<Name>を圧倒します。"
- "自動販売機の内部からアップビートの音楽が流れています。"
- "エビはどのように調理しても美味しいです。煮る、揚げる、焼く、何でも良し!"
- "エビが好きではない人は、人生の半分を損している。"
- "噂によると、蓋の空いたブドウソーダを飲むと人々は漁船に誘拐されるという。"
- "噂によると、蓋の空いたブドウソーダを飲むと臓器の一つが無くなるそうだ。"
- "誰かがあなたに蓋の空いたブドウソーダを差し出した場合、絶対に飲んではいけない。"
余談[]
- このアブノーマリティは、睡眠薬の入ったウェルチグレープジュースを飲んだ人が、漁船に拘束されて捕虜になるという、韓国のネット上にある都市伝説を参考にしたものである。(参照:Dcinside都市伝説)
- 全アブノーマリティの中でも、エンサイクロペディアの文章が特に長い。
- アイン・ソフ(AIN SVPH)(カバラで「無限」の意)という部門はゲームの支部には登場しない。
- 蓋の空いたウェルチアースは、ロボトミーコーポレーションのティーザー予告編にも登場している。その姿は現在のものと異なり、紫色のウェルチアースの缶が乗った机と2人ではなく3人の警備エビという外見だった。彼らはこのとき眠った職員を取り囲んでおり、自動販売機は存在しない。
- これは開発段階のデザインと見て間違いないだろう。
- 「Wèllcheers」 はWelchのパロディである可能性が高く、cheersは乾杯という意味がある。
- Welchはブドウジュースで有名なことからも間違いないだろう。
- 各作業で出てくるソーダの味が異なる。赤(本能)がチェリー味、青(洞察)がソーダ味、紫(愛着・抑制)がブドウ味である。また、その味は中毒的なまでに甘美らしい。[1]
- 特殊能力で誘拐された職員の状況はかなり異常である。
- 記録チームの職員管理から外される・時空間的に隔離されたロボトミー社から抜け出す
これらを鑑みるに蓋の空いたウェルチアースによる誘拐はZAYINクラス相応の能力とは思えない。 - 誘拐後の職員が悠々自適な生活を暮らしているのも不思議である。
ロボトミー世界の人間は巣に住まない限り過酷な生活を送ることが強いられてばかりだが...
- 記録チームの職員管理から外される・時空間的に隔離されたロボトミー社から抜け出す
- ウェルチアースの広告の元ネタは90年代の韓国のコーヒー広告『別世界のコーヒー!』
Legacy版の特殊能力名もこれにちなんで名づけられている。 - アートブックメモ[1]
- 雑誌内で掲載された広告
- ██月██日 雑誌████████(広告)
- 低質なプラスチック製
- チェリー味(赤缶)レギュラー味(青缶)グレープ味(紫缶)
- その甘美な味は高い中毒性を示す
- この職員は漁船で目を覚ますこととなる(眠った職員)
参考文献:
要検証[]
以下の項目について情報が不足しています。記載情報に誤りの可能性があれば、コメントしてください。
- 特殊能力の死亡判定について
- ソーダを飲んでいる間の制御不能状態で一日の業務を終了した場合には職員は死亡しない
ギャラリー[]
『 盲愛 』の感情を示す場合、管理人は精神汚染されています。精神治療の効果がない場合、処分も考慮すること。
ZAYIN | たった一つの罪と何百もの善 - ペスト医師 - 触れてはならない - 蓋の空いたウェルチアース - お前、ハゲだよ… - 妖精の祭典 - 黒の兵隊 / 調整の鏡 - 何でも変えて差し上げます - あなたは幸せでなければならない - 古い信念と約束 |
TETH | 教育用 ウサギロボ - マッチガール - オールドレディ - 壁に向かう女 - 1.76 MHz - 母なるクモ - 美女と野獣 - 血の風呂 - 捨てられた殺人者 - 壊れゆく甲冑 - 罰鳥 - 宇宙の欠片 - 肉の灯篭 - 今日は恥ずかしがり屋 - 空虚な夢 - 墓穴の桜 - キュートちゃん / テレジア - 熱望する心臓 - 皮膚の予言 - 輝く腕輪 - 行動矯正 |
HE | 幸せなテディ - 赤い靴 - 無名の胎児 - 歌う機械 - 暖かい心の木こり - 雪の女王 - オールアラウンドヘルパー - そりのルドル・タ - 銀河の子 - レティシア - 死んだ蝶の葬儀 - 魔弾の射手 - シャーデンフロイデ - 知恵を欲する案山子 - ポーキュバス / 狂研究者のノート - 巨木の樹液 - 3月27日のシェルター - 異界の肖像 |
WAW | 憎しみの女王 - 大鳥 - 白雪姫のりんご - 女王蜂 - アルリウネ - 赤ずきんの傭兵 - 大きくて悪いオオカミ - 審判鳥 - 貪欲の王 - 小さな王子 - 黒鳥の夢 - 夢見る流れ - 地中の天国 - 絶望の騎士 - 裸の巣 - 次元屈折変異体 - 火の鳥 - 陰 - ラ・ルナ - 寄生樹 - 風雲僧 / 肉の偶像 - 地獄への急行列車 - 陽 - 逆行時計 |
ALEPH | 「何もない」 - 静かなオーケストラ - 白夜(使徒) - 終末鳥 - 笑う死体の山 - 規制済み - 蒼星 - 溶ける愛 |
Legacy | |
Unreleased | |