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"これが私の呪いであっても、 私はこの呪いを祝福として愛するだろう。"
-The Little Prince


The Little Prince(O-04-66、小さな王子)は、Giant Mushroom(巨大なキノコ)という名でも知られる、濃い青と紫色のキノコのような姿をしたアブノーマリティです。

それは虚ろな目と口を持つ人間の頭に似た物で形成された丸いつぼを持っています。暗い色の柄には上から、大きな青色の傘、紫色のリング、赤い指を持つ青色の手が垂れ下がった二本の枝が付いています。そして薄い青色の膜が傘から垂れています。

待機中の収容室にカメラを近づけると、透き通った金属音を聞くことができます。

特殊能力 編集

クリフォトカウンターが0になると特殊能力が発動します。
カウントの値は以下の条件を満たすと減少します。

  • 洞察以外の作業を3回連続で行う
  • 悪い結果で作業を終える

収容室内に職員が居ない状態でカウンターが0に達すると、施設内のランダムな職員を胞子によって魅了し、自身の収容室へと誘います。

魅了された職員の顔面には、胞子で出来た薄い青色の雲が纏わりつきます。魅了された職員の近くを通過した別の職員は確率で胞子に感染し、同様に収容室へ引き寄せられます。
魅了された職員をクリックすると移動速度が遅くなり、さらに数回クリックすることで魅了を解除することができます。
一人の職員が収容室へ辿り着くと、魅了された他の職員たちは解放されます。

入室した職員はゆっくりと、小さな王子-1と呼ばれる怪物への変形を開始します。
この時小さな王子は、普段とは異なる形態に変化します。
小さな王子-1へ変貌した職員は収容室から退室して小さな王子の収容室前の廊下を彷徨い、部屋内の床一面を胞子で覆い尽くします。
それはやや高いHPを持ち、周囲の職員を攻撃してBLACKダメージを与えます。

小さな王子-1を鎮圧するとその死体から胞子が広がり、同じ廊下内に滞在している職員を感染させます。
胞子に感染した職員は、数秒の間弱いWHITEダメージを受け続けます。
このダメージによりMPが尽きてパニックに陥った職員は魅了され、収容室へ引き寄せられます。

職員に3回以上連続で作業を行わせた場合(要検証)、作業終了時に特殊能力が発動する危険性があります。
小さな王子-1への変形が発生した場合、小さな王子のクリフォトカウンターは2に回復します。

小さな王子-1に変貌した職員を元の状態へ戻すことはできません。
変形中の職員は「制御不能」状態と見做され、変形が完了すると死亡します。
廊下に広がった胞子は、一日を終えるまで消えることはありません。

由来 編集

エンサイクロペディアによると、小さな王子は地球外から来たとされています。
それについての詳細や発見された場所、施設に来た経緯などは不明です。

詳細 編集

小さな王子は、上から洞察、本能と愛着と抑圧の順に作業を好みます。
洞察以外の作業を3回連続で行うと、クリフォトカウントの値が減少します。

他のアブノーマリティと同様に、エネルギー生成量は作業終了時のPE-BOXの数によって決まります。

小さな王子の作業結果は、悪い、普通、良いの3つのセクションに分かれています。
作業終了時のPE-BOXが0~8個だと悪い結果になり、9~15個だと普通、そして16~24個だと良い結果になります。 作業終了後の待機時間は約10秒で、クリフォトカウンターの初期値は2です。


開放可能な情報/アップグレード 編集

基本情報 (Cost: 20 PE Boxes)

アブノーマリティの名前、オブジェクトクラス、リスクレベル (WAW)、肖像、攻撃タイプ(Black, 3 - 4)、
E-Boxeの容量 (24)と彼らの気分の状態、クリフォトカウンターを開放して表示します。


本能/洞察/愛着/抑圧 作業方法リスト (Cost: 6 PE Boxes)

各作業のレベルごとの成功確率をアンロックします。


管理方法 1/2/3/4/5 (Cost: 6 PE Boxes)

  • <管理方法 1>
    • 「洞察」以外の作業を3回以上連続で行うと、クリフォトカウントが減少する。
  • <管理方法 2>
    • 作業結果が悪い場合、クリフォトカウントが減少した。
  • <管理方法 3>
    • このアブノーマリティの作業を持続的に行ってきた職員<Name>が収容室内で苦痛を訴えてた。
      その後、彼の体から小さな王子と同様の組織が現れ、<Name>が小さな王子-1に変形し始めた。
  • <管理方法 4>
    • クリフォトカウントが0になった時、自分の収容室に職員を引き込み始めた。
      小さな王子に導かれた職員が収容室に入ると、以前と同じ現象が発生した。
  • <管理方法 5>
    • 小さな王子-1を鎮圧する時は、死亡時に発生する胞子に注意すること。
      この胞子は精神を持続的に汚染する。胞子によってパニックになった職員が小さな王子の収容室へ向かう現象が見受けられた場合、即座に阻止すること。


脱走情報 (Cost: 20 PE Boxes)

脱走可能かどうかの情報と、クリフォトカウンターの値(2)を開放します。
小さな王子自体は非脱走アブノーマリティであるため、以下の属性耐性は小さな王子-1のものです。
Red: 弱点 (1.2) - White: 弱点 (1.3) - Black: 耐性 (0.8) - Pale: 脆弱 (2.0)


作業 レベル 1
成功率
レベル 2
成功率
レベル 3
成功率
レベル 4
成功率
レベル 5
成功率
本能
Instinct
最低 最低 普通 普通 普通
洞察
Insight
低い 低い 低い 普通 普通
愛着
Attachment
最低 最低 普通 普通 普通
抑圧
Repression
最低 最低 普通 普通 普通

観測レベル 編集

レベル 1 (1 セクション開放): 作業速度 +3

レベル 2 (2 セクション開放): 作業成功率 +3%

レベル 3 (3 セクション開放): 作業成功率 +3%

防護服「Spore」の開放

レベル 4 (すべての詳細の開放): 作業速度 +3

武器「Spore」の開放

小さな王子-1 編集

小さな王子-1は、小さな王子が職員を感染させることによって生み出す手下です。

その姿は、全身が青い腫瘍や胞子のようなもので覆われた、長い腕と脚を持つ四足歩行の生物のようです。
腕の先端には、指を閉じた大きな手が存在します。
体の前部は床近くまで下がっており、両脚で体の後部を持ち上げるような体勢をしています。
その頭部は、先端が鋭く尖った棘のような形状をしています。
背や臀部には人間の顔のような模様が浮かんでおり、それは小さな王子が持つ「つぼ」によく似ています。

小さな王子-1は高いHPを保有しており、HPゲージには感染した元職員の名が表示されます。
移動速度は遅く、2連続でヒットする高いBLACKダメージを職員たちに与えます。
その攻撃パターンは、巨大な拳を利用した殴打と、尖った頭部による刺突の2種類です。

彼らは決して小さな王子の収容室前の廊下から離れず、迅速に廊下一面を胞子で覆い尽くすでしょう。
胞子の効果は小さな王子-1が死亡したときにのみ発動し、部屋内の職員にWHITEダメージを与えます。
ダメージは、胞子が消散するまで数秒間持続します。
このダメージでパニックに陥った職員は誘惑され、小さな王子の収容室へと誘われます。

ストーリー 編集

TheLittlePrincePortrait

小さな王子の肖像

  • 職員の間で「巨大なキノコ」と呼ばれてる。
    あだ名の通り、それはかなり大きなキノコまたは真菌の群生に似ている。
    裸眼でも見える胞子を空気中に連続的に広げる。
  • 職員のほとんどはこのアブノーマリティを好んでいない。
    他にも何十種類もの作業があるというのに、謎の胞子を噴出する巨大なキノコに頓着するほど十分寛大な人物はいない。
  • それに加えて、観察に志願した職員はほとんどいなかった。
    このアブノーマリティに関する情報は全くと言っていいほど記録できなかった。
    元々、同社は単なる交代制で観測作業を割り当てていました。
    しかし、数年前の「魔法 少女 たち の事件」の後、職員の意見が作業の割当てに考慮され始めた。
  • このアブノーマリティは空気中を漂う胞子を作り出す。
    胞子は主に呼吸器系を介して生物に侵入する。
    職員がこれらの胞子を吸入すると、軽い呼吸困難やのどが枯れる感覚以外何も感じないため、初期の症状に気付くのは困難である。
    したがって、このアブノーマリティに近づく際はマスクを着用しなければならない。
  • 職員が一定量の胞子を吸入すると、身体上に腫瘍が発達し始め、最終的には、自身も気づかぬうちに原型を留めない怪物になる。
    この段階になると、目に見えるものすべてに対して敵対的になる。
    我々は私情を捨てて、彼らを殺処分しなければならない。
    胞子の伝染性が非常に高いため、一次感染が止まらないと被害が深刻になります。
    また、胞子は幻覚成分を有すると推定される。
    このアブノーマリティは繁殖したいという強い意欲を持っており、その繁殖プロセスが職員にとって致命的であるため、このアブノーマリティに対処する際には最大限の注意が必要である。


  • <カウンセリング・セッション記録―職員ジョン>
本当に無口な男だった。
アイツは、俺達が話しかけるのを期待しているように、横目で見ているような男だった。
そう、アイツは変なところがあった。
アイツが巨大なキノコで作業すると志願したとき、俺達にはその不快なキノコのどこが好きなのか全くわからなかった。
アイツがキノコの収容室で異常に長い時間を過ごすことも不穏の種だった。
アイツが収容室からどんな恐ろしい物を持ちだしてくるか、誰が分かるっていうんだ?
どうやってキノコと友人になったかなんていう馬鹿げた話をアイツがした時に、俺達はついにアイツの気が狂ってしまったと思った。
しかし、それはよくあることだ。たくさんの事がここでは起きる。
職員の一人が狂っていることは大したことじゃあない。
いくらかの精神医療検査を受けるようにそれとなく言ったが、アイツはまるで俺達の知らない何かを知っているかのように見下したような表情をするだけだった。
数日後、皆が知っているように、アイツは逝っちまった。
アレはアイツだったと言ったっけか?
アイツの額のあざ。
もしその傷跡を見つけられなかったら、アレがアイツだと思わなかっただろう。
俺を除いて、誰もあざがあることは知らなかった。
何しろ、アイツには友人がいなかったから。
バケモノになった後のアイツは、巨大なキノコの収容室の周りをうろつくばかりだった。
アイツは目のに映るすべてを攻撃したので、俺達は人のいないどこかにアイツを誘い込もうとした。
だが、アイツは死の瞬間まで、そこから10メートル以上離れなかった。
だから俺達はアブノーマリティの名前を変えることにした。
キノコと友人になったことの同情、そしてアイツの悲劇的な死を追悼する複雑な理由で。
アイツはいつも友人は必要ないと言っていたが、俺はそれが嘘だとを知っていた。
アイツには友人が必要だった。
それがアイツが感染して幻覚でおかしくなり、バケモノになっていることを知らなかった理由だ。
キノコは繁殖の道具にするために哀れなアイツを手懐けた。
誰も名前が分からなかった、アレックスを…… 


  • <職員アレックスのメモ>
人の心は余りにも儚い。ゆえに人はありのままを表わすことができないものです。
シャコには人間が見ることのできない何百もの色を見ることができることをご存知ですか?
これは、見えるものだけを信じ、判断することが有害であるという私の主張を説明する簡単な例です。
確かに、私には友人が多くありません。
誤解しないでいただきたいのですが、私は友人を「作れない」のではなく「作らない」のです。
私達は、人間として、互いを理解していません。
人は自分自身を完全に孤立した存在とみなし、それにより他者の完全な理解は不可能になっています。
しかし、皮肉なことに、進化の過程で群衆心理の本能は受け継がれてきました。
理解できないが理解しようとする矛盾した行動を見せて、お互いの領域を守ったままきわどい綱渡り遊びを繰り返しています。
私はこの意味ない遊びに早くも飽きてしまいました。
それが私が巨大なキノコの観察を志願した理由です。
誰もそのアブノーマリティに近づきたがりませんでした。
それが、彼らの目にどれほど不快で異質な外見に映っているかは些細な理由でしかありません。
事実、私が仕事をすると言ったときに、皆が私に驚いたことに優越感を感じました。
キノコは特別なことは何もしませんでした。
しかし、私はその活動を辛抱強く観察し、記録しました。
それが魅惑的な色の粉を広げた日、アブノーマリティが私に辛抱の報酬を与えてくれたと思いました。
その後、私は特別な変化を経験しました。
私はより高いレベルの現実、「ハイパーリアリティ」を感じることができました。
彼が私のために差し伸べた手でした。
私はその手を取り、その特別な場所への招待で報われました。
それは私だけが可能でした。
私たちは多くのことについて話しました。
私は彼の本質を理解できる唯一の人だったので、歓迎されました。
彼は心を通して私に語りかけました。
私が憧れ、想像していた、心の会話の瞬間でした。
完璧に理解される統一感。
私はあまりにも興奮し、かろうじて喜びを隠すことができました。
(中略)
私は彼に近づきたかった。彼の一部になりたかった。
私は常に彼のことを考えていて彼の収容室に入ることを心待ちにしていた。
私は彼に帰属していたかった、彼の世界を理解したかった...
私の心は開花する前のつぼみのようで...
私はゆっくりと飼い慣らされて...


  • <記録からの抜粋>
この記録は、アブノーマリティの収容室の監視カメラが捕えたものの一部である。
残念なことに、視界は胞子によって妨害され、得られたのは音声だけだった。
この会話の内容を考慮すると、アブノーマリティの胞子が幻覚を生じさせる作用を含むと推測できる。
というのも、音声解析を行った結果、他の職員の声が全く検出されなかったからである。
数時間後、同職員は著しく狂気的な状態に陥り、他の職員によって射殺された。
― いや、私には友人はいない。
前に言ったように、私はそのような矛盾した関係を好んではいない。
しかし少なくとも、あなたは私の友人になりえると思う。
人間の言葉は単純すぎる。
私はこの関係を何と呼んでいいか説明することはできないが、私は「友人」のために解決しなければならないと思う。
― そう。私は、あなたにとってただ一人の友人となりえる人間だ。
― 私はあなたを受け入れる。
あなたは私の人生を変えた。
私は鬱々とした生涯を送っていた。
そして、どうすべきか分からず誰とも話さなかった。
私はただ働いていただけだった。
しかし、あなたは私が捨て去った私自身を連れて来てくれた。
私がすべてを理解しているように、あなたは私を理解していると感じた。
私があなたの本質を見たように、あなたは私の本質を見た。
そう、それは本当に... 狂喜した体験です。
私は、もっとあなたを知りたい。あなたを愛したい。あなたになりたい。
私は人間に生まれて、退屈な人生を送って、あなたがいなかったたら死ぬまでそのままだったかもしれない。
私は、あなたに出会えて幸せです。
― これが私の呪いであっても、私はこの呪いを祝福として愛するだろう。
私の心が砕けて崩壊する日まで、あなたのことを考えよう。
私は遠い宇宙から来た唯一の友人を思い、目を閉じよう...
(アブノーマリティはわずかな換気音を立てて、静かになる)

フレーバーテキスト 編集

  • "職員<Name>は小さな王子から胞子が噴出するのを感じることができます。"
  • "職員<Name>は小さな王子のためにぼんやりしています。"
  • "小さな王子は不快で魅惑的です。"
  • "キツネは言いました。「一番重要なことは見ることができないんだよ。」"
  • "小さな王子は私たちが知らないどこか遠くから来ました。"
  • "おそらく、小さな王子は私たちが目で見ているものではありません。"
  • "小さな王子になれた職員の終わりはいつも悲劇的でした。"
  • "小さな王子によって怪物に変貌した職員は小さな王子の収容室を彷徨いました。"
  • "小さな王子の作業を終えた多くの職員は、もうキノコを食べることができないと不平を言います。"
  • "他のアブノーマリティとは違い、小さな王子の名前をつけたのはただ一人の職員でした。"
  • "職員<Name>は星の欠片を覚えています。"
  • "<Name>の体の上で数十種類の腫瘍が成長し始めます。それを止めることはできません……。
    <Name>の心は小さな王子との合意を切望しています。"
  • "小さな王子の星が体内に残っているため、職員<Name>は心を失います。"
  • "私達がそうであること以上の何かを捜すことの代償は大きかった。"
  • "衰えゆく意識の中、職員<Name>の耳に友人の声が聞こえる。"
  • "職員<Name>は夢で星を見ました。小さな王子へのあこがれは深まっています。"
  • "職員<Name>は小さな王子の世界にいられませんでした。追放された職員<Name>の悲劇的な終わりが始まります。"

余談 編集

  • 小さな王子は、新しいゲーム環境に合わせるために、レガシー版から肖像が描き直された状態で実装された。
  • 小さな王子はアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ の書いた短編小説『星の王子様 (The Little Prince ) 』 からモチーフを得ているようだ。
    • それはこのアブノーマリティの名前からも分かることであるし、フレーバーテキスト中で言及されているキツネからも推察できる。 キツネは小説に登場するキャラクターであり、星の王子様に手なずけられ、星の王子様と友人になる。 
    • 同フレーバーテキスト中の他の箇所からも、この小説との関連性を見出すことができる。小説で有名な一文と似通っている。"One sees clearly only with the heart. The essential is invisible to the eye."(心で見なくちゃ、物事はよく見えない。肝心なことは目に見えないんだ。)
  • 肖像は、通常時のものではなく真の姿のものである。

ギャラリー 編集


記事 "The Little Prince"についてのお知らせ:
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"The Little Prince" は最新版のゲーム(v0.1)の情報を取り扱っています。

ここの情報は新しいバージョンのゲームからのものです。最新のゲームプレイの変更を含みます。